【評】審査にお寄せいただいた写真は茅葺きの宿を生かしたスナップと夏~秋の田園風景を題材にした多彩な作品が集まりました。応募者の年齢層も20歳代の若者から70歳代の方までと写真愛好家の広がりを実感しました。手軽に楽しめるデジタルカメラの普及を強く感じています。近年のブログブームで写真を掲載する方が多くなったことも一因でしょう。
また、小型軽量化した一眼レフの登場によって“カメラ女子”と呼ばれる女性の写真愛好家が目立ってきました。そのためか女性の応募も多く見受けられました。
▼大賞の「温もりの灯」伊原 一徳さんの写真は暮れなずむ空と田舎家の屋根をシルエットにして、手前に大きく宿の明かりを取り入れたシンプルだが大胆な構図にまとめています。竹かごの暖かな明かりが、これから過ごす田舎屋に泊まっての安らぎを象徴しているようです。シャッターを切る時の撮影者の「心の解放」がはからずもこの写真に表現された様に感じました。
特別賞(旅籠)の「初秋」小倉 絵美さんは秋の装いのコスモスを巧みに取り入れて山里の中の「かやぶきの郷」を表現しています。
特別賞(悠湯里庵)「道祖神」樋口 邦夫さんは道端で見つけた田園の風景の中の道祖神を青空と収穫期の稲穂を組み合わせて秋らしい写真に仕上げています。
■審査委員
横田 正大 日本写真家協会員 全日本写真連盟関東本部委員
(元朝日新聞カメラマン)
「自分空間―横田正大写真集 (そしえて写真文庫)」
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受賞作品について
ご応募頂いた作品については当社施設で展示予定です。施設にお越しの際は是非こちらもご覧くださいませ。
展示場所・期間については別途ご案内いたします。
次回予告
現在、第二回『かやぶき家屋が似合う写真風景』も予定しております。
詳細はまたご案内させて頂きますので、お楽しみに。












